case01 八王子市M邸

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BEFORE

大きな植木3本と広い芝生のお庭...植栽から芝貼り、砂利敷きまで自力で築いたお庭。約10年が経過し、芝や植栽の管理に手がまわらなくなり、お庭を有意義に使えない状況でした。「芝生は管理が大変なので、将来的に手入れのし易いお庭にしたい」...そんなご要望でした。近隣の住宅に囲まれながらも、オープンなしつらい。お庭は十分広いはずなのに周囲の景色のせいか少なからず圧迫感がある。せっかくの広いお庭ですが、実際はお手入れで手いっぱいになり、くつろぐ時間がとれないのはとても残念なことです。「お庭をもっと有効活用できたら...」そんな思いをこめて..

AFTER

お庭への入り口。
石貼の小道と頭上のパーゴラがお庭へと案内します。

パーゴラのアーチの先に見えるベンチと水場。石貼の小道をぬけると足元は水場と小さな菜園をつなぐ古枕木の舗装...

菜園と花壇に挟まれた直線
リビングの延長「ウッドデッキ」へのアプローチ。

デッキと対面式のベンチ
両サイドは花壇、頭上はパーゴラ...
ココに腰をおろせば、いつもと180度違う景色...

お庭のスペースを持て余してしまうことがないよう、ゾーニングによって用途を明確にしてゆく。広いデッキの解放感と、そこから自然とつながるアプローチが、お庭での活動意欲を掻き立てる。植栽は出来るだけ花壇の中に制限することで、お手入の範囲が明確になります。花壇はデッキ面よりも高くすることで、低木や草花でもちゃんと存在感がでます。デッキサイドには小さな菜園があり、収穫の楽しみもあります。

日が暮れても、ほんのりと明かりが灯る空間。 「暮らしにやさしい」。 そんなお庭になりました。

菜園での収穫、趣味の園芸。そして家族が集う、くつろぎの時間。
それがこの庭にいつまでもありますように......

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