Case05 ウリン材でつくるプライベートデッキ 横浜市

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BEFORE

愛用してきたデッキが傷んできました
植木鉢などの下は傷みやすい

「ウッドデッキが古くなり、限界に達しております!」
ハードウッドや石貼りのご質問メールを頂いたのが始まりでした。暫くはメールにて情報交換を続けました。

その後ご訪問して現地調査(主に採寸)と具体的な意見交換などをおこないます。

既存のデッキは解体処分するとして、
その後をどのように設えるか?...
ウッドデッキは傷むのが早かった事もあり、気が進まないご様子でした。

そんなこともあり、ひとまず
・石貼りのテラスプラン
・耐久性の高いウリン材のデッキプラン
この2案をご提案しました。

PLAN

リビングダイニングからお庭へのアクセスは両開き窓となっており、お庭への解放感がひとつのポイントでは...と感じました。
一方で正面は隣家が迫っており、目隠しフェンスが必須でした。
石貼りの場合、構造上室内よりもレベルが下がってしまうことが、内外の一体感を損なう気がしました。

一方ウリン材のデッキプランでは...
既存のデッキプランと間取りはほぼ同様となりますが、室内との一体感があり、一つの部屋のような...利用価値の高いスペースとなりそうです。

とはいえ、木材の劣化はつきものです。
特に外部空間のように紫外線と雨ざらしは木材にとって非常に過酷な環境です。

既存のデッキはSPF材でしたので、10年が目処になります。
最近では外来のハードウッドは一般的となってきましたので、その耐久性にも信頼感が定着しつつあるかと思います。

ウリン材のサンプルをご覧になれば、ご納得頂けると思います。

AFTER

窓をひらくと...
開放的なアウトドアリビングです...

平面的になりがちなフェンスは、造り付けのベンチで立体感のある雰囲気に...正面には飾りが付きます(後ほど)
緑が入るとグッと良くなります...
...まだちょっと寂しいですね...
ポイントに飾りを入れました...錆の来ないロートアルミです

今回はパーゴラを変更して、オーニングに...
後に木材がグレーに変色しても、色味が楽しめて...
色柄を変えるとまた違った雰囲気を味わえそうです。

正面の隣家にはクローズで...
両サイドの庭空間にはオープンに...
明るいプライベート空間になったのではないでしょうか。

くらしの中に、喜びが増えますように...
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