Case04 バラに包まれる庭 横浜市 

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BEFORE

大切に育ててきたつるバラが大きくなってきて、今後どのように管理したらいいのか?そんなご相談を頂きました。

つるアイスバーグとシュラブ樹形のハイド・ホール。広い誘引スペースを確保すれば、その魅力を生かすことが出来るでしょう。

お庭を囲っていたスチールのメッシュフェンスと、長い支柱で器用につるバラを誘引されていましたが、まだまだ大きくなるつるバラを誘引するのは難しい状況でした。
はじめは建物の壁面への誘引をお勧めしましたが、室内からの眺めを重視したいとのことでした。

PLAN

平面的なフェンスでは眺めとして印象が薄いので、立体的に誘引できる構造物をご提案しました。ウリン材のフェンスとパーゴラの組合せですが、パラ誘引に適した粗い格子にすることで、圧迫感無くバラが引き立つように設えました。パーゴラを低めにすることで、室内からもバラを近くに感じることが出来るでしょう。

AFTER

まだ寒空の1月末。
うかうかしているとバラの芽が動き出してしまいます...
その前に...なんとか誘引出来ました。

新たな住処で春を待つつるアイスバーグとハイド・ホール。春が楽しみです。
お庭へのエントランスからの風景...
いよいよ全開の5月。
今年はまだパーゴラを持て余していますが...
来年は雰囲気出そうです。
2色あると一段と華やかさが増します。
ハイド・ホールは繰り返し咲きますが、つるアイスバーグは基本的に春だけなので、この時期を見逃せません。

ご夫婦共にバラがお好きなS様は、この他にも多くのバラをお持ちで、とても熱心に管理されております。また来年の景色が非常に楽しみです。

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