Case06 オープンな庭 八王子市

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BEFORE

家庭菜園として計画された敷地の一角。実際に住まわれた施主H様は菜園でなく、お手入れの楽な観賞主体の庭を希望されていました。

コンクリートブロックで囲まれた正方形のスペース。駐車スペースと建物と...夫々がくっきりと無機質に佇んていました。

建物、外構、庭...夫々が全体としてまとまるように、この正方形のスペースをリフォームすることがテーマです。

PLAN

無機質なコンクリートブロックと、くっきりとした矩形の印象を柔らかく、空間に馴染むようデザインをご提案しました。
通りからの視線を遮りつつも、囲うことはせずに...明るく、緑の映える空間へ...

建物の色調に合わせ、「白・ベージュ・黒」を基調とした素材をベースに...
落ち着きのある自然素材をベースに...

全体が心地よく馴染むよう...

もう一案は目隠しのウッドフェンス案でした

AFTER

青い空と白い壁と...まだ緑の少ない3月下旬。
緑の芽吹きが始まった眩しい季節。
静かなな住宅街にそっと佇むささやかな空間。

リビングからの眺めは、庭全体を見渡せる...
そんなこじんまりとした箱庭ですが、建物、駐車スペース、外部に対してオープンな明るい空間になりました。
曲線の白壁と木製の大型ベンチが通りからの視線をさりげなく遮り、矩形の印象を柔らかくします。

アプローチが矩形を2分して庭に奥行きを与える。
砂利の部分は防草シートで雑草のお手入れを軽減します。

シンボルツリーのシマトネリコが大きくなると、空間が一つにまとまることでしょう。
マリンライトが灯ると白壁が光を蓄え、庭を演出します。
二つの小さな小窓から通りへ灯りがこぼれます。
住まいを彩るもう一つの場所...
すぐそばの緑が暮らしを明るくしてくれますように...
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